先輩から学び、兄から刺激を受ける

――現在山形で参考にしている選手や見本としている選手はいますか。

そうですね。(南)秀仁くんはいい意味で脱力していて、どんなときも焦らない。常に自分のペースでやっている。そういうところはすごいと思います。1回ミスすると少しプレーの精度が落ちたりする部分が自分にはまだまだあるので、そこはすごく参考にしています。

――山形の在籍が長い山田拓巳選手やベテラン勢から学んだことはありますか。

どこのチームに行っても在籍が長い人はいるので、毎日、毎日の刺激になっています。チームへの気持ちの持ち方や、1試合、1試合に臨む姿勢は凄い熱量でやっていると思うので、刺激になっています。僕はまだ山形1年目ですけど、そのぐらいの気持ちを持って試合に臨まないといけないと思います。

――まだ山形に来たばかりですけど、チームや町の印象を教えていただいてもいいですか。

チームの雰囲気はすごくいいと思います。若手、ベテランのつながりもすごく仲がいい印象があります。すごく馴染みやすかったです。

町の印象だと、最初来たときは雪がすごかったんですけど、穏やかな町ですし、人が暖かいです。サポーターの方も、暖かいし優しい印象があります。

――優しくて暖かい山形サポーターに応援されたらダービーで勝ちたいという気持ちは強くなりそうですね。

町中で声をかけてくれる人や、スタジアムに来て応援している方、たくさん山形を応援してくれている人はいると思う。その人たちのためにも僕たちがしっかり今週勝って、勝利した姿を見せたいと思います。

兄・宏武(左)

――お兄さんの宏武さんが北海道コンサドーレ札幌でプレーされていますけど、お兄さんの存在は刺激になっていますか。

もちろん(刺激に)なっています。一昨年、内定が決まったときはうれしかったです。嬉しかった反面、ずっと負けたくないという気持ちもある。お互い、いい刺激になっていると思います。

――来季J1に昇格してお兄さんと戦いたい気持ちはありますか。

そうですね。まずは山形がJ1に昇格することが一番だと思いますし、同じチームよりは対戦したい気持ちの持ちの方が強いです。