2位:ガリンシャ
ブラジル代表:50試合12ゴール
その生い立ちやプレースタイル、そして破天荒な人生も含め、これほどまでに愛される選手はいなかった。小児麻痺の影響で足に奇形を抱えており、それを治す手術を受けたことから右と左の長さが異なった。それが彼のトリッキーなドリブルを生み出し、ボタフォゴの入団テストでブラジル代表DFニウトン・サントスを翻弄したという。
自由で生意気なドリブルで信じられないようなプレーを見せ、1958年のワールドカップでは優勝に貢献。1962年大会ではさらにベストイレブンにも選ばれた。残念なのは彼の全盛期が短かったことであり、引退後は女性問題やアルコール依存に苦しみ49歳で早逝することになった。