十二月某日。

関東一部リーグ、東京ユナイテッドFCで共に戦った二人を招き、特別対談を開催させて頂いた。

その二人とは、今季終了後に現役引退を表明し、既にサッカー解説者などでも活躍中の岩政大樹。そして、Qolyでもすっかりお馴染みの「さすらいのフットボーラー」こと能登正人だ。

「二人でここまで深く話したことはなかった」と語るほど盛り上がった対談はあっという間に数時間が経過。これからその模様を数編に分けてお届けするので、是非ファンならずともお楽しみ頂きたい。

含蓄のある話ばかりが飛び出した熱いトークには、サッカー好きはもちろんのこと、サッカーをしている子供を抱える親、現役のサッカープレーヤー。そして、サッカーとは無縁の方の胸にも突き刺さる魅力が詰まっている。

インタビュー・文:編集部T

写真協力:東京ユナイテッドFC(公式HP


Qoly(以下、太字)
━━今季お疲れさまでした。まずはこのシーズンを簡単に振り返って頂きたいです。

岩政大樹(以下、岩政)
結果としては「失敗だった」ということになると思います。

ただ、負けたところを切り抜けていれば…という可能性は感じられましたし、個人的には、この結果はある程度予想通りでした。

能登正人(以下、能登)
「チームを上に上げるために来い」と言われて挑んだわけですが…。なかなか色々な思いがあって、正直、言葉で表現するのが難しいシーズンになりました。