前田大然
一度目:マリティモ(2019-2020)
二度目:セルティック(2022-)
ヨーロッパへの再挑戦で最も成功しているのはこの男であろう。
山梨学院大学附属高校から2016年に松本山雅へ。ローン先の水戸ホーリーホックでその爆発的なスピードが脚光を浴び、松本山雅に復帰後にはJ2優勝とJ1初昇格に貢献した。
2019年7月、C・ロナウドの出身地として有名なマデイラ諸島を拠点とするポルトガルのマリティモへ期限付き移籍。23試合3得点という数字以上に一定の評価を受けたが、コロナ禍もあり契約延長には応じず帰国することになった。
J復帰後に加入した横浜F・マリノスでは得点能力を開花させる。2021年には23得点を決め、得点王とベストイレブンを受賞。日本代表にも定着し、最終的にはカタールワールドカップへの出場も実現させた。
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2022年1月にセルティック移籍。F・マリノス加入時に「僕自身はまだ海外に行きたいという気持ちを持っています」と語っていたため、有言実行となった。
その他、三浦知良、財前宣之、小野伸二、鈴木隆行、田中亜土夢、瀬戸貴幸らも、Jリーグを経由してヨーロッパ1部リーグへの再挑戦を果たしている。