db7「まぁなんだかんだいって、ここは金と芽はしっかり蒔いているから中期的には大丈夫じゃないかなと。」
らんぷす「ユースも強いですよね、ここ。」
結城「チェルシーユースの強さに隠れていますが、パトリック・ヴィエラが率いるユースは評判が良いですね。ここから選手を輩出し始めると、一気に変わりそうです。」
黒崎「以前、シティ対フェイエノールトのU-16の試合を見たのですが、ヤヤ・トゥーレやセルヒオ・アグエロなどを思わせるような若手が何人かいましたね。今の主軸の選手たちとイメージが被る子たちがいるという辺り、シティのユースはトップチームをある程度意識しながらチームを構成しているのかなと。この年代でも、海外からの優秀な選手の引き抜きには余念がないですよね。」
さといも「ここは下のクラブと違って、幹部が頭良いから大丈夫でしょうよ。ちゃんと旅行代理店に行って、パンフレットを取り寄せそうな感じがするもん。適当に出発するタイプではない。」
db7「中期的に、成長を見込むためにはいちばんは監督だと思うんだよね。」
さといも「お? ペジェグリーニ批判かな?」
結城「このタイミングでカルロ・アンチェロッティが空いた、っていうのがシティには相当朗報感ありませんか。クロップでのギャンブルとは違って、彼であればシティにバランスをもたらせそうな感じが。」
さといも「ペジェにはもう1年やらせると思うよ。それで、1年空けてカルロ・アンチェロッティ。これが理想像だと思う。」
結城「それを決めてきたら、2年後のチェルシーの対抗馬は間違いなくここですね。毎回座談会やって思うのは、チェルシーとシティは盤石なんですよね。いるべくして上位にいますよね。不安要素が少なすぎる。」
db7「ここにでかい動きがあるとすれば、再来年じゃないかな。」
らんぷす「来シーズンの冷静な予測もしてそうですよね、ここ。」
db7「だって、コンパニが壊れて2位なんだよ?」
さといも「その点に関しては、他のチームがもっと悪いんだけどね。」
結城「今季はチェルシー以外、それぞれ上位陣が全部こけた感がありますよね。」
さといも「こけても上に行けるし、運もあるというのは凄い。『努力したものが運を掴む』、っていうのは良く聞くことですけど、そういうことなのかなあと。」
らんぷす「あ、最後になんですが。ランパードの胴上げ見られてよかったです。」
さといも「チェルシーファンからも、感謝されるっていうのは凄いことだよね」
結城「ランパードは、ちゃんと戦力としてシティで活躍することで晩年を飾った感じですよね。素敵な最後だったと思います。」
《次回へ続く…》