11月12日、『Africanfootball』は「マンチェスター・シティに所属しているコートジボワール代表MFヤヤ・トゥレは、アフリカネイションズカップの開催を拒否したモロッコの選択は理解しがたいと話した」と報じた。
来年1月に開幕を迎える予定であった2015年アフリカネイションズカップは、ホスト国であったモロッコがエボラ出血熱の感染拡大を恐れて開催を拒否したことで、会場の選定が白紙に戻った。
しかし一方、モロッコは12月に行われるFIFAクラブワールドカップについては開催することを決定しており、言行不一致であるという批判も。ヤヤ・トゥレもこれについて疑問を呈し、モロッコには失望したと話した。
ヤヤ・トゥレ
「モロッコの決定は、彼らは来月クラブ・ワールドカップを開催することを考えれば理解しがたい。エボラ出血熱に関連する理由は根拠のあるものではないと思う。
AFCON(アフリカネイションズカップ)は、大陸でもっとも大きなフットボールトーナメントだ。モロッコはアフリカの人々の失望を無視している。
理解をせずにプレーするのは難しい。出場するチームも、いまどこで大会が開かれるのかさえ知らない状況だ。
AFCONがもしキャンセルになるとしたら、それは我々選手、ファン、そしてアフリカ大陸すべてにとって大きな失望となるはずだ」