11月11日、『competition』は「モロッコが大会の開催権をはく奪された2015年アフリカネイションズカップは、4か国で分散開催される可能性がある」と報じた。
エボラ出血熱の感染拡大を懸念したモロッコは、来年1月に行われるアフリカネイションズカップを延期するよう求めていた。しかしアフリカサッカー連盟はスケジュールの変更を受け入れず、モロッコから権利をはく奪することを決めた。
このため、大会まであと2か月というタイミングで開催国が白紙の状態となってしまい、急遽会場や練習場、宿舎などすべてを手配しなくてはならない。
記事によればCAFはこれに対応するため、4つのグループを異なる国で開催することにより負担を軽減するという案を考えているという。その内訳はアルジェリア、アンゴラ、ガボン、ナイジェリアではないかと報じている。
ただし、モロッコが抜けたことによって1チームの出場枠が空いており、4か国になればホスト国出場の問題が生まれてくる。さらに多くの懸念が浮上することになるため、果たしてCAFがそんなことを実行するかどうかは不明である。