『Foot Mercato』は「マンチェスター・シティのコートジボワール代表MFヤヤ・トゥレは、メディアや批評家を批判した」と報じた。
昨季MFながら得点を量産し、マンチェスター・シティで目覚ましい活躍を見せたヤヤ・トゥレ。しかし怪我を押して出場したワールドカップでの負担が祟り、今季はあまり調子が上がっていないと言われている。
しかしヤヤ・トゥレはこれらの批判に反論し、ファンのためにプレーをすると話した。
ヤヤ・トゥレ
「メディアの中の数人は、ある時から僕に対して良い感情を持っていないようだ。しかし、それは容易に説明が可能だ。昨季と今季のスタートを比べれば、僕がそれほど良くないパフォーマンスを見せていると考えられる。
僕は毎試合改善していこうと努力している。それが偉大な選手のリズムだ。今季の終盤には、昨季と同じくらいいい状況になるだろう。
我々は今季やや難しいスタートを経験している。しかし、それは特に破滅的なものではない。イングランドのチャンピオンならば、中位のクラブ以上のものを求められる。我々が昨季ほどのポイントを勝ち取っていないことは真実だ。
そして、どんな理由であれ、メディアは僕に敗北の責任を押し付ける傾向がある。僕のスタッツは悪いだろうか? そうは思わない。僕はセントラルMFである。自分の調子は落ちているか? 言ったように、僕は毎試合改善しようと努力している。なぜなら、僕の指標はファンだからだ。『日曜評論家』は除いてね。皆知っているように、今は誰もがサッカーの専門家になっている。
まだ僕はこのクラブでの歴史を終えていない。シティでの時間を振り返るには適切なタイミングではない。いくらかの人々にとっては、僕がまだ十分な貢献をしていないと感じているようだ。
ある新聞によれば、ポジションをとるために僕はまだ改善しなければならないらしい。僕は守備的MFだ。なのにある人々はゴールを決めていないことで僕を批判する。
言ったように、僕の指標はファンにある。批評家では決してないし、自発的にそうなろうとしている人々も同様だ。
(アフリカの国々が世界レベルで成功しないことについて)
アフリカ人にとって難しいのは、大陸の中に大きなリーグを持っていないということに基づいている。ワールドカップでは、我々はほとんどの選手がアメリカ、あるいは欧州のビッグリーグでプレーしている相手と戦っている。
対して、アフリカのチームは数人のワールドクラスの選手から構成されている。
アルゼンチンとガーナ、オランダとナイジェリアを比較すれば、それは難しいと分かるだろう。アフリカが競争力を高めるためには、リーグを発展させることが重要だ。
(人種差別について)
2014年になってもFIFAが人種差別のためにスタジアムを閉鎖しなければならないという事実は悲しいものだ。個人的な見解でいえば、人種差別主義は教育の不足による結果だと思う。それらを罰する代わりに、寛容さを教え、他のものを尊重するように教育することは重要だ」