モロッコはアフリカ大陸の王者を決めるネイションズカップの2015年大会の開催国を諦めた。『CAF』などが報じている。
アフリカネイションズカップは、来年1月17日からモロッコで開催されることになっていた。
過去に何度かQOLYでも取り上げた通り、モロッコは、西アフリカ諸国でエボラ出血熱が大流行したことにより、他国のファンが流入するアフリカネイションズカップでの感染拡大を恐れていた。アフリカサッカー連盟(CAF)に対して大会のスケジュールの延期を求めていたが、CAFはそれに対して「スケジュールを変更することはない」と決定。モロッコに対しては開催権を返上するか、あるいは決行するかという判断を迫っていた。
最終決定としては、他の国へ開催国を移して開催されることになるという。現在、南アフリカ、ガーナ、エジプトの3か国が新たな開催国候補として名前があがっており、水曜日にも決断が下るという。
尚、ホスト枠として現在開催中のネイションズカップ予選を免除されているモロッコ代表だが、同時に出場資格もなくなるという。
来月は、モロッコでクラブワールドカップの開催も予定されており、アフリカからはアルジェリア、モロッコのクラブチームが参戦する。こちらの開催も同時に気になるところだ。