昨年5月にジュビロ磐田と契約し、シーズン終了後に退団した元ギリシャ代表DFアブラーム・パパドプロス。
その後彼はオーストラリア・Aリーグのブリスベン・ロアと契約。今季はスタートから8試合で3ゴールを決めるなど活躍していた。
しかし、先日行なわれたシドニーFCとの試合において、相手のFWマット・サイモンと諍いを起こしてしまった。
彼が唾を吐いたことによって、マット・サイモンが激昂。胸を突き飛ばす行為に及んだあと、ビデオ判定で両者が退場になった。
This was the talking point from the second half of #SYDvBRI.
Both Matt Simon and Avram Papadopoulos saw red 🛑
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— Hyundai A-League (@ALeague) 2017年11月25日
ブリスベン・ロアのジョン・アロイージ監督も「クラブとして許すわけにはいかない。唾吐きは容認できない。しかしアブラームはそんな男ではない」と処分を下す姿勢を明らかにした。
Aリーグの規定においては、唾を吐く行為に対する最小のサスペンションが6試合の追放となる。
2008年には当時メルボルン・ヴィクトリーに所属していたネイ・ファビアーノが9試合の出場停止を受けており、少なくとも1〜2ヶ月プレーから遠ざかる可能性がある。
また、この唾吐き行為のビデオ判定では、試合中に4分もの中断が必要になったことから、システムに対する疑問も再び噴出しているようだ。