9月23日、『Vanguard』は「ナイジェリアサッカー連盟は、代表監督スティーヴン・ケシ氏を試合ごとのパートタイムで雇う方針である」と報じた。
現在ナイジェリアでは連盟を巡って大きな混乱が発生しており、会長選挙における不正、連盟事務局の火災による資料の焼失などで未だに組織が安定化されていない。アミヌ・マイガリ会長が一時的に復帰することによってFIFAの制裁は免れたものの、9月30日に行われる再選挙によってそれが収まる保証もない状況にある。
そして、最も難しくなっているのは代表監督の扱いである。スティーヴン・ケシ監督は先日アフリカネイションズカップ予選で敗れたことから大きな批判を集めてはいるものの、そもそも経営陣がまともな状況ではないために、再契約するのか、それとも解任するのかも決められずにいる。
そのため、差し当たってはスティーヴン・ケシ監督を1試合ごとのパートタイム契約で雇うことによって急場をしのごう、という方針が次回の執行委員会において定義される可能性が高くなっているとのことだ。
なお、ナイジェリア代表は10月11日にスーダンとのアウェーゲーム、15日に同じくスーダンとのホームゲームを戦うことになる。エボラ出血熱の問題があるため、会場についてはまだ検討中となっている。