『Africanfootball』は「ナイジェリア代表監督を務めているスティーヴン・ケシ氏は、契約延長の条件として給与の倍増と先払いを求めている」と報じた。
現在行われているワールドカップで、ナイジェリア代表チームは決勝トーナメント進出を成し遂げることに成功。
チームを率いていたケシ監督も、今後の去就については退任か契約延長かは分からないと話していた。一部報道ではナイジェリアサッカー連盟は月700万ナイラ(およそ420万円)という条件でオファーを送っていると伝えられている。
そして今回、ナイジェリアの大統領を務めるグッドラック・ジョナサン氏と会談したスティーヴン・ケシ監督は、契約延長の条件を提示。
それは、給与を現在の月500万ナイラ(およそ300万円)から1000万ナイラ(およそ600万円)に倍増させることとともに、延滞を避けるために先払いにするという内容であったとのことだ。
また、ナイジェリアサッカー連盟の干渉を避けるため、チームの選択や準備に関して技術委員会に報告する義務を撤廃するように求めたという。
スティーヴン・ケシ監督と連盟の間には激しい確執があるといわれており、今大会までの間には、給与の未払い問題に加え、連盟と関係の深い選手を代表に呼ぶよう要請したり、外国人のディレクターを雇おうとしたりする技術委員会の干渉があったと伝えられている。
そのためメディアもケシ監督には非常に辛辣な報道を行っており、出ている結果と比べて評価の方は賛否が大きく分かれている。