8月12日、『Ghanasoccernet』は「FIFAのゼップ・ブラッター会長は、アフリカの選手たちはそれぞれの国の連盟を信用していないと話した」と報じた。
先日行われたワールドカップでも話題となったアフリカ諸国でのお家騒動。カメルーンはボーナスの支払いで揉めて選手たちがブラジル行きの飛行機に乗ることをボイコットするなど大会に大きな支障をきたした。
ナイジェリアとガーナもボーナスが届かないことに抗議した選手が練習をボイコットし、さらに後者にはケヴィン=プリンス・ボアテングとサリー・アリ・ムンタリの2名が追放されるという出来事も。これについても表向きには暴言や暴行という話になっているが、選手本人からは「金がどこに行ったのかを聞いただけ」というコメントが発せられている。
ブラッター会長はこれらの原因については連盟の信頼度が低いからだと話し、選手が戦わざるを得ない状況になっていると話した。
ゼップ・ブラッター FIFA会長
「選手たちは連盟を信用していない。だからこそ彼らは戦っている。彼らはプロフェッショナルであり、お金のためにプレーしているんだ。
我々はどのように彼らを支援することが出来るだろうか? 彼らについては、金銭面で発生することに対する準備を大会前に整えておかなければならないということが言える」