ロビー・キーン
加入年度:2008年
移籍金:1900万ポンド(およそ37.71億円)
リヴァプールは2008年7月1日、ロビー・キーンの獲得に関心を持っていることを公に表明した。当時彼を保有していたトッテナムはプレミアリーグに苦情を申し立てたが、交渉の末に1900万ポンド+最大130万ポンドのボーナスという条件で合意した。
アンフィールドにやってきたロビー・キーンは10月にリヴァプールでの初ゴールを決めたが、その後は再び6週間に渡って得点から遠ざかっていた。
その一方、キーンを失ったトッテナムは前線の人選に苦しんでいたため、わずか半年後に1200万ポンドのオファーをリヴァプールに送り、買戻しを打診した。
結局リヴァプールはわずか半年で700万ポンドの損失を出し、キーンを古巣へと送り返すことにした。
ダニー・イングス
加入年度:2016年
移籍金:650万ポンド(およそ12.9億円)
彼を獲得するのに必要だった移籍金はたったの650万ポンドであったため、多少の情状酌量の余地はあるが、バーンリーでの素晴らしいプレーを思えばもっと多くのことが期待されていたはずだ。
ただ、アンフィールドにやってきた彼は度重なる負傷に悩まされ、ライバルに対して遅れを取ってしまい、プレーするチャンスを掴むことができなかった。
11ヶ月にも及んだ怪我での離脱期間を終えたあとも力を発揮することができず、2018年にサウサンプトンへと放出されている。
イングス本人にとってはこの移籍は大成功となり、2019-20シーズンにはプレミアリーグで22ゴールを奪い、イングランド代表にも返り咲いている。