レイジェンドに重要だった「自信と継続」

そして、レイジェンド滋賀FCの先制点に繋がったペナルティキックを獲得した盛山斗来選手は、今季のチームについて以下のように語っていた。

――重要なPKゲットでした

そうですね、右サイドでうまく崩して、18番の瀧本選手とワンツーでうまく抜け出せました。相手が後ろから来ているのは分かったので、体を前に入れたらPKをもらえるかなと思って。狙い通りでした。

――チーム全体としても、サイドからゴール前に運ぶ意識が高かったですね

ウイングバックが両サイドで高い位置をとって、積極的に攻撃に関わっていく…ということをずっと話していました。今シーズンの最後の試合で、それが得点に繋がったと思います。

――盛山選手はレイジェンドで3年目。今季チームはかなり躍進しましたが、どんな変化が?

そうですね、去年から今年に変わるタイミングで、試合に出ていたメンバーがほとんど残ったというのが大きかったのかなと思います。

上原監督も残留しましたし、去年から継続して監督のやりたいサッ カーを今年も続けてやれたことが、リーグ2位とカップ戦3位という結果に繋がりました。

――来季に向けてプラスになることは?

レイジェンドとしても初めてだと思うんですけど、優勝争いに絡むことができたシーズンだったので、試合に出てたメンバーもみんな自信になったと思います。

カップ戦もこうして3位という結果が取れたということは大きいです。これを自信に変えて、来季以降に全国社会人サッカー選手権大会や地域サッカーチャンピオンズリーグ出場に向けて、またチーム全体で頑張っていくことが大切ですね。

――ありがとうございました!

なお、盛山斗来選手はこの試合の数日後にレイジェンド滋賀FCからの退団が発表されている。

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昨季は非常にレベルの高いサッカーを繰り広げたレイジェンド滋賀FC。何年もの間関西サッカーリーグで残留を争う立場であったが、来季は「強豪チーム」としての評価を受けて臨むことになる。マークされる存在となったチームは来季も同じように優勝争いを繰り広げることができるだろうか。

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