パトリック・クライファート
オランダ代表:79試合40ゴール(1994-2004)
長い手足を生かしたポストプレーとボールキープが絶品だったクライファート。
簡単なシュートを外す面があったものの、難しいボールをアクロバティックな体勢でゴールへとねじ込む姿は観るものを魅了した。
20代の前半には完成されたプレーを見せており、バルセロナで活躍する頃には「世界一のストライカー」になるのもそう遠くないと思われた。
ただキャリアの後半には陰りをみせ、オランダ代表での出場もまだ20代だった2004年が最後となった。
早熟だったといえばそれまでかもしれない。それでも彼の潜在能力こそがナンバーワンだったと考えるファンも多いことだろう。