決定力の“秘訣”

――鎌田選手のプレーを見ていると、特にゴール前のフィニッシュが非常に落ち着いているように見えます。自身ではどのように感じていますか?

フランクフルトではもっと上手い選手たちとプレーしていましたし、そこではあれくらいが当たり前で、もっとすごい選手も多かったです。だから僕自身は周りが言うほどは感じていません。

――たとえばエリア内で決定機が来た時、どんなことを考えながらフィニッシュまで行くのですか?

自分が決められる自信がある形に頑張って持っていくことを考えています。左足でシュートを打たなくてはダメなシーンでも、できれば右足で打ちたい。だから、ギリギリまで引きつけてからフェイントして右足側に持っていったり。

――海外に出てから自身の武器をどこだと考えていますか?

ペナルティエリア内で自分の持ちたいようにボールを持っていればある程度できる自信はあります。それ以外のところも、攻撃面は自分の中では通用するなと思っている部分が多いのでそこは自信があります。

――今年3月の日本代表戦では、最前線といえるポジションで出場しました。森保一監督率いるチームの印象はどうでしょう?

上手さとともにすごく勢いがあるチームだと感じました。若くて、みんなが伸び伸びプレーしていて、いいチームだなと。