ラグナル・クラヴァン(リヴァプール)
昨年夏、マルティン・シュクルテルがチームを離れることになった。ユルゲン・クロップのハードな戦術に合う若手選手が獲得されるかとファンは期待した。
しかし代わりにやってきたのはエストニアのベテラン、クラヴァンであった。その予算は420万ポンド(およそ6億円)と安かった。
今季リヴァプールは彼を起用した試合で3つのクリーンシートを達成している。しかし、一方5月の4回のクリーンシートは彼なしで獲得した。
予算を考えればそれほど問題とはならないだろうが、クラブが今季怪我人に苦しんだことも考えれば、もっと頻繁にスタメンで使える選手を買うという選択肢はあったかもしれない。
ワフビ・ハズリ(サンダーランド)
今季のサンダーランドにおいて、ジャーメイン・デフォーとジョーダン・ピックフォード以外に高い期待を得ていた選手はいないといえる。
しかし、そこに加えるとするならば、昨年1月に加入した後活躍を見せたワフビ・ハズリであろう。
ボルドーからやってきたチュニジア人は、昨季のプレミアリーグ残留に大きく貢献し、重要な存在だった。
ところが2016-17シーズンでは失速。21試合の出場で、そのうち勝利は1回だけ。もはやチームの主役には成り得なかった。