ジョン・ストーンズ(マンチェスター・シティ)

昨年夏にマンチェスター・シティが4750万ポンド(およそ67.9億円)という大枚を叩いたのは、別に彼のせいではないのだが、遥かに大きな期待を受けることになった。

イングランド最高のディフェンダーとプレイメイカーの合体。ジョゼップ・グアルディオラにはうってつけの存在だと。

しかしそうではなかった。ストーンズはシーズンで3回失点に繋がるミスを犯しており、シティが負けた6試合すべてでプレーしている。

彼がプレーしなかった10試合では7勝3分けであり、守備の安定という点では足を引っ張っていたことは一目瞭然である。

シュコドラン・ムスタフィ(アーセナル)

『Mirror』のチーフライターは、4月のWBA戦に敗れたあと「アーセナルは、ムスタフィよりもジョニー・エヴァンズを買っていたほうがよかった」と書いた。

ムスタフィはそこそこうまくやっていた。昨年夏、バレンシアから3500万ポンド(およそ50.1億円)でアーセナルが買ったムスタフィは、可能性を見せるプレーをやっている。

しかし、その価格に合うだけの一貫性がなかった。何がやれるかという点については証明した。あとは来シーズンだ。

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