オジェニー・オナジ
「(ナイジェリアのサッカーはピッチ内外の問題が足かせとなる。アフリカ杯予選敗退は何が原因?)
我々はそれを名指しすることは出来ないよ。全員が総合的に失敗したんだ。2015年大会は明らかに失望だった。僕はテレビでも見ていない。我々がプレーすべきものだと思っていたから、見ると落ち込んでしまう。
(スティーヴン・ケシ氏との契約が結ばれず、代表監督がまだ決まらない。ダメージになる?)
そうだ。少しでも長く監督がいれば、何かを聞くことが出来る。我々はアフリカネイションズカップ、ワールドカップに向けて強化すべきだったけれども、前向きな変化を遂げることが出来なかった。
もしピッチ外での物事が安定していれば、我々は高く飛ぶことが出来るだろう。毎試合熱心にプレーすれば、献身的なチームワークが可能になると確信しているし、アフリカサッカー界のトップレベルに戻れる。
口で言うのは簡単だけれど。しかし、まず我々がやらなければならないのは、ピッチ上で良いプレーが出来るような状況を整えることだよ。
(夏にはイングランドに移籍するのではないかと言われているが?)
10以上のクラブと接触はしたが、僕はラツィオに所属している。若い選手として,僕は欧州のサッカー界でプレーし、成長したい。人生は一歩一歩進んでいかなければいけない。
誰にも理解できないような大きな未来を、神様が用意してくれていると信じているよ」
自爆テロに遭遇したナイジェリア代表MF「その記憶が消えることはない」
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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