いよいよ明日、2015シーズンのJリーグが開幕する。

発足以来、23年目となる2015シーズン。

私たちの街に、あの日常が帰ってくる―。そう考えただけでワクワクして眠れない方もひょっとしたら多いのかもしれない。

今シーズンはJリーグにとっても変革の一年である。

サポーターからの反対があった一大改革にも踏み切り、レギュレーションは刷新され、新たな道具も使用されることになった。

今回は、そんな2015シーズンのJリーグから変更になる、あるいは変更になった11のことをまとめてみようと思う。

なお、今回のトピックは後ろに行けば行くほどメディアであまり触れられてないものとなっている。

クイズ感覚で最後のページまでご覧いただければ幸いである。あなたはいくつご存知?


[1] J1リーグは2ステージ制に移行

今シーズン、最も大きな変革となりそうなのがJ1リーグにおける2ステージ制への移行であろう。

J1リーグは1stステージと2ndステージの2ステージに分けられ、その後年間王者をトーナメント戦で決定する。

名称は『Jリーグチャンピオンシップ』となり、トーナメントは1回戦、準決勝、決勝の最大3回戦制。

チャンピオンシップの1回戦は、ステージAの1位チーム対年間勝ち点2位チーム、およびステージBの1位チーム対年間勝ち点3位チームの2試合。試合は1発勝負で行われ、各ステージ王者のホームで開催される。

この1回戦に勝利した2チームが準決勝を戦う。こちらも1発勝負だが、試合は年間勝ち点が多い方のホームで開催される。

そして、この準決勝に勝利したチームと年間勝ち点1位チームが決勝戦を戦い2015シーズンの王者を決める。試合はホーム&アウェイの2試合。

非常に複雑であり、様々なパターンが考えられるレギュレーションになっている。

【リンク】大会方式および試合方式について ~2015明治安田生命J1リーグおよび2015Jリーグチャンピオンシップ~


[2] 明治安田生命保険相互会社とタイトルスポンサー契約を締結

発足から23年目に突入する今シーズンのJリーグには、強力なパートナーがつくことになる。

明治安田生命保険相互会社がリーグのタイトルスポンサーとなったのだ。

これにより、Jリーグは「明治安田生命Jリーグ」と名前を変え、J1は「明治安田生命J1リーグ」と呼ばれる(J2、J3も同様)。リーグのエンブレムもそれぞれ刷新されており、デザインカラーはJ1から順に赤、緑、黒。

契約期間は2018シーズンまでの4年。Jリーグがリーグ戦において冠スポンサー契約を結ぶのは1993年から1995年にかけての「サントリーシリーズ」と「NICOSシリーズ」、また1993年から1995年、1997年から2004年にかけての「サントリーチャンピオンシップ」に続き4例目。

なお、「タイトルパートナー」は今回新たにスポンサーカテゴリーに創設された種別である。


[3] 佐藤美希さんが新・女子応援マネージャーに就任

Jリーグの舞台を彩るJリーグ女子マネージャー。

2010年からは“あだっちぃー"こと足立梨花さんが務めてきたが、今年から新たな女性がその大役に就任している。

今回就任したのは、Jリーグと同じ1993年生まれの佐藤美希さん。モデルやタレントとして活躍しており、ホリプロスカウトキャラバンでグランプリを獲得した美女である。

佐藤さんのキュートな写真はこちらの関連記事からどうぞ。

【次ページ】あのスプレーに公式HP・・・このくらいは常識?