4年に一度開催されるラグビー競技の祭典、ラグビーワールドカップ。
オリンピック、サッカーワールドカップと並び「世界三大スポーツイベント」と呼ばれており、2019年大会は日本で開催される予定である。
さて、そんな世界的イベントの運営に関する理事会がアイルランドのダブリンで行われ、開催都市が発表された。
以下がその一覧である。Jクラブがホームスタジアムとして使用する会場は太字にしている。
・札幌ドーム(北海道)
・釜石鵜住居復興スタジアム(岩手県)※
・熊谷ラグビー場(埼玉県)
・新国立競技場(東京都)
・日産スタジアム(神奈川県)
・小笠山総合運動公園エコパスタジアム(静岡県)
・豊田スタジアム(愛知県)
・花園ラグビー場(大阪府)
・ノエビアスタジアム神戸(兵庫県)
・レベルファイブスタジアム(福岡県)
・うまかな・よかなスタジアム(熊本県)
・大分銀行ドーム(大分県)
※仮称
すでに15の地方自治体が立候補していた今回の招致活動。ダブリンでの理事会により、上記12会場で2019年大会の全48試合が開催されることになった。
今回選ばれたスタジアムのうち、Jクラブがホームグラウンドとして使用するのは全部で7会場ある(札幌、横浜FM、名古屋、神戸、福岡、熊本、大分)。落選したのは宮城県仙台市と京都府京都市、長崎県諫早市の3都市でいずれもJクラブがホームグラウンドとするスタジアムを会場として挙げていた(ユアスタ、西京極、長崎県立)。
そのため、2019年シーズンのJリーグ開催になんらかの影響が出る可能性があり、クラブにとっても開催期間はホームゲームを開催できない可能性がある。
なお、2019年ラグビーワールドカップは9月6日に開幕して10月20日に決勝戦は開催される予定。アジアでの開催はこれが初めてである。
同大会は今年9月から10月にかけてはイングランドでも行われ、ウェンブリー・スタジアムやエティハド・スタジアム、セント・ジェイムズ・パーク、ヴィラ・パーク、キングパワー・スタジアム、エランド・ロード、ミレニアム・スタジアムなどイングランドサッカーでもお馴染みのスタジアムが会場となっている。決勝戦はラグビー専用のトゥイッケナム・スタジアムで行われる。