10月6日、『L'Equipe』『Guardian』『ua-football』など各メディアは「元ウクライナ代表MFのセルゲイ・ザカルリュカ氏が交通事故により死去した」と報じた。

セルゲイ・ヴォロディミロヴィッチ・ザカルリュカは1976年生まれの38歳。現役時代はアルセナル・キエフやメタルルフ・ドネツク、イリチヴェツなどで活躍し、シャフタールにも在籍経験を持っていた攻撃的MFであった。2002年から数年間はウクライナ代表選手としても活動している。

2012年に引退後、古巣であるアルセナル・キエフやナフトヴィクのアシスタントコーチを務めるなど、指導者としての道を歩み始めたばかりだった。

記事によれば、ザカルリュカ氏はかつてともにプレーしていたルスラン・レヴィハ選手が運転するメルセデス・ベンツに同乗してポルタヴァ地区の高速道路を移動している最中、現地時間10月5日の22:00頃に事故に遭遇したとのことである。

セルゲイ・ザカルリュカ氏はこれによって致命的な外傷を負い死亡。一方、運転していたレヴィハ選手は幸いにも一命を取り留めているとのことだ。

ウクライナでは先日、かつての代表選手であるアンドリー・グシン氏がバイク事故で死亡したばかり。国の政治が混乱する中、さらに相次ぐ悲しい事故でレジェンドがこの世を去ることになってしまっている。


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