8月3日、『Skysports』は「アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、マンチェスター・シティが他の国のクラブを買ってグループを海外に広げていることを心配している」と報じた。
マンチェスター・シティ・グループは、オーストラリアのメルボルン・シティ、アメリカのニューヨーク・シティFCを傘下に収め、そして日本の横浜F・マリノスに資本参加していることで知られている。
そして今夏は、ニューヨーク・シティと契約したスペイン代表FWダビド・ビジャをメルボルンに、イングランド代表MFフランク・ランパードをマンチェスター・シティにレンタル移籍させることが決まった。これはホームグロウンやファイナンシャル・フェアプレールールを回避する手段として使えるのではないかとも言われ、各地で賛否両論が渦巻いている。
質問を受けたヴェンゲル監督は、『Skysports』が報じるほどにあからさまには見せていないものの、マンチェスター・シティの手法に対して多少の懸念はあることを示唆している。
アーセン・ヴェンゲル アーセナル監督
「(ランパードがイングランドに戻ってくることについて)
それは驚きだった。その報告を聞いた後は驚いたが、しかしこれは全ての『シティ』が。メインであるマンチェスター・シティに供給しているように見える。彼らは世界で5つのクラブを買いたいと思っていると聞いた。
私は規則は十分に良くは知らない。しかし彼らは1億ドルを投じてアメリカでのフランチャイズを手に入れている。
来年までそれらが契約した選手はプレーすることはできない。したがって、その選手たちはローンで他のクラブに出て登録される。これはフェアプレーをうまくすり抜ける方法なのか?
それは私は知らないがね。我々は自分たちのクラブを運営するために資金を費やすことに満足している。他のクラブを運営するような余剰金はない」