7月24日、『Skysports』は「アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、プレシーズンのスケジュールは非常に難しいものだと話した」と報じた。
今夏アーセナルはアメリカツアーを行っており、26日にはかつてのレジェンドであるティエリ・アンリが所属するニューヨーク・レッドブルズとの親善試合を行う。そしてすぐにイングランドに戻り、8月2日と3日にはロンドンでエミレーツ・カップの2試合を戦うことになる。
ヴェンゲル監督はこのスケジュールに関して、ニューヨークでの記者会見で「サッカーという点で考えれば理想的ではなく、仕事をすることが不可能なように思う」と話した。
アーセン・ヴェンゲル アーセナル監督
「これらのトレーニングキャンプは、現代のサッカーにおいては経済的な理由によって判断される。なぜなら、クラブの人気を拡大させるためだ。我々はアメリカに来たことはなかった。ニューヨークという愛すべき都市に来られたことはとても幸せに感じている。
しかし、純粋にサッカーという理由であれば、一か所に留まることが理想だ。長い距離を旅して時差ボケを抱えることは、理想的ではない。今シーズンはワールドカップが終わったばかりで、決勝戦からもあまり間が空いていない。7月13日に決勝で、8月16日に開幕だ。非常に難しい状況だ。
さらに、FIFAの指導によって、選手には強制的に4週間の休日を与えなければならない。したがって、私はどうやって仕事をすればよいのかわからない。まるで不可能なように見えるがね」