バルセロナのハビエル・マスケラーノが今季限りでクラブを離れる可能性がある事を示唆した。
ヘラルド・マルティノ率いるバルセロナは今週末カンプ・ノウでリーガ・エスパニョーラ優勝を賭けてディエゴ・シメオネ率いるアトレティコ・マドリーと対戦する予定だ。しかし、この大一番を前に、これがバルセロナの選手として最後のゲームとなる可能性があるという趣旨の発言を行っており、様々な憶測を読んでいる。
「僕らはエルチェ戦で全力を尽くした。彼らは降格を避けるために必死に戦っているチームだよ」
「ホームのアトレティコ・マドリー戦でリーガのタイトルを勝ち取ることを望んでいるよ。来週には全てが決まるね」
「僕らの中の何人かにとってバルセロナでの最後のゲームとなるかもしれないね」
この発言に大きく注目しているのはプレミアリーグ勢のようだ。リヴァプール、マンチェスター・ユナイテッド、そしてアーセナルがこぞって注目しているという。マスケラーノ本人も以前からプレミアリーグへ復帰する可能性がゼロではないことを示唆しているが、リヴァプール時代の恩師であるラファエル・ベニテス率いるナポリへ移籍する可能性があるともいわれている。
バルセロナはFIFAからの補強禁止処分が当面停止している状態にあるが、今年の冬以降はいつ移籍が停止となってもおかしくない。29歳のマスケラーノにとっては30歳を迎えるにあたって将来を考える部分があるのではないだろうか。