ラファエル・ストライク

Rafael Struick

国籍:オランダ/インドネシア
ポジション:FW
年齢:22歳
所属:フリー ※前所属:ブリスベン・ロアーFC(AUS)

オランダ出身で、ADOデン・ハーグのアカデミーで育成された185cmの大型アタッカー。本職は左WGで、スピードとリーチを活かしたドリブル突破からチャンスを演出する。

2022年に帰化したインドネシア代表では大型ストライカー不足の影響もあり、CFでプレーする機会が多い。先日行われたW杯アジア予選の日本戦では後半途中から出場している。

2024年のアジアカップでインドネシア代表の躍進に貢献し、同年9月にAリーグ・メンのブリスベン・ロアーFCへ移籍した。

だがブリスベンでは10試合1ゴールと活躍出来ず、既に今シーズン限りでの退団が決定済み。肝心のインドネシア代表でも本職のCFで年代別オランダ代表招集歴を持つオレ・ロメニー(24歳、オックスフォード・ユナイテッドFC)の“加入”もあり存在感が薄まりがちな状況だ。

フリーであり、提携国枠としてカウント出来るJリーグの強化部が獲得に動いている可能性もあるだろう。端正なルックスでインドネシア国内での人気は抜群。東南アジア進出を狙うJクラブにとっては「一石二鳥」な補強となるに違いない。

【Jに来るかも知れない度】★★★★★

【Jで活躍するかもしれない度】★★

ヴィコ・ドゥアルテ

Vinicius (Vico) Duarte

国籍:ブラジル
ポジション:MF
年齢:28歳
所属:フリー ※前所属:PSSスマラン(IDN)

イマジネーション溢れる左足からのパスと推進力のあるドリブルが武器のアタッカー。

ブラジルの名門グレミオで育成され、オマーンやブラジル下部クラブを経て今冬にブラジル3部のADコンフィアンサからインドネシア1部リーグのPSSスマランへ移籍。1部残留の救世主として期待されたが、クラブは2部へ降格。その後クラブは延長交渉に挑んだと報じられたが、結局契約満了により退団が発表された。

本職は右WGながら、スマランではトップ下でプレーし、途中加入ながら攻撃の全権を握った。パフォーマンスも悪くなく、今夏は東南アジアを含めた多くのクラブが獲得に動きそう。

市場価値を考慮するとJ2〜J3のクラブがリサーチしていてもおかしくはないだろう。

【Jに来るかも知れない度】★★★★

【Jで活躍するかもしれない度】★★★

アドリエル

Adriel Tadeu Ferreira da Silva

国籍: ブラジル
ポジション:DF
年齢:27歳
所属:シュヴァルツ=ヴァイス・ブレゲンツ(AUT)

2019年にガイナーレ鳥取でプレーした184cmの大型守備的MF兼CB。鳥取では守備的MF起用が多かったようだが、現在はもっぱらCB起用が多い。

鳥取退団後、名門コリンチャンスのBチームなどを経て、2021年からオーストリアへ。持ち味の右足のフィードと攻撃参加、フィジカルを活かした対人ディフェンスの強さで頭角を表している。

現在所属するオーストリア2部、SWブレゲンツでは主力として活躍し、21試合4ゴールとCBらしからぬ得点力を見せたが、チームはリーグ10位と低迷した。

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契約が切れる今夏はオーストリア1部のクラブも含めた争奪戦が繰り広げられそう。もちろん過去に在籍したJリーグにも調査をしているクラブがあるかもしれない。28歳になり、中堅となった勇姿をまた日本で見たいものだ。

【Jに来るかも知れない度】★★★★

【Jで活躍するかもしれない度】★★

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