飯倉大樹

1986年6月1日生まれ

今月、4試合連続で先発出場しているベテラン飯倉大樹もまた横浜F・マリノスジュニアユース追浜の出身。

横浜市栄区出身の飯倉は、小学校時代から横浜F・マリノスプライマリー追浜でプレー。昇格したジュニアユースでGKへ転向し、2001年には高円宮杯全日本ユース(U-15)で初優勝を果たした。

2005年にトップチームへ昇格すると、ユースの3年先輩である榎本哲也との熾烈なポジション争いで成長。2017年からは2シーズン連続でJ1フル出場を果たしたが、2019年に朴一圭にレギュラーの座を奪われ、7月にヴィッセル神戸へ移籍している。

神戸ではその年、クラブ初タイトルとなる天皇杯優勝に貢献。2023年2月に横浜F・マリノスへ復帰し、38歳となった今季もピッチ内外で重要な存在となっている。

天野純

1991年7月19日生まれ

天野純もまた飯倉同様、今季J1で低迷する横浜F・マリノスで奮闘を続ける生え抜き選手の一人。

出身は三浦市で、プライマリーから順調にユースまで昇格したもののトップ昇格はならず。順天堂大学で4年間研鑽を積み、2014年に横浜F・マリノスへ帰還した。

当時チームには同じレフティの中村俊輔が在籍。天野はその中村の怪我などで出場機会を増やすと、中村を彷彿とさせるプレースキックも武器に2017年から2018年にかけてレギュラーとして活躍。2019年には10番を与えられた。

ただその年の夏、ベルギーのロケレンへ期限付き移籍。1年後に復帰するも、2022年からは韓国の蔚山現代や全北現代で1年ずつプレーするなど異色のキャリアを送っている。