6位:フィリップ・ラーム
生年月日:1983年11月11日
バイエルン所属:2002~2017
バイエルンでのリーグ成績:332試合12ゴール
引退後:EURO2024ディレクター
キャリアの最後はボランチに転向したが、それでもバイエルンの歴代最高クラスのディフェンダーであることに変わりはないフィリップ・ラーム。
初期は左サイドバックでリザラズの後継者となり、その後右サイドバックへと転向。バイエルンのキャプテンとして2013年には国内外三冠にも貢献。2017年にシャビ・アロンソとともに現役を引退した。
引退後はEURO2024を目指すドイツの名誉大使となり、さらにEURO2020のアンバサダーを務めた。後に現在行われているEURO2024の大会ディレクターに就任した。
5位:クラウス・アウゲンターラー
生年月日:1957年9月26日
バイエルン所属:1975~1991
バイエルンでのリーグ成績:404試合52ゴール
引退後:指導者
「アウゲ」の愛称を持つ名ディフェンダー。バイエルンでの15年以上に及ぶプロ生活の中で7回のブンデスリーガ優勝を経験し、西ドイツ代表でも1990年のワールドカップ優勝を果たしている。
センターバックやスイーパーとしてプレーし、1984年から引退する91年まではキャプテンとしてチームの精神的支柱にもなった。
現役を引退したあとはすぐに指導者へと転身し、バイエルンのユースでキャリアをスタート。さらにトップチームでアシスタントコーチや暫定監督を務め、後にニュルンベルクやレヴァークーゼン、ヴォルフスブルクで指揮したが、監督としてはあまり成功を収められていない。
4位:ハンス=ゲオルク・シュヴァルツェンベック
生年月日:1948年4月3日
バイエルン所属:1961~1981
バイエルンでのリーグ成績:416試合21ゴール
引退後:文具店経営
「カッツェ」の愛称を持った名ストッパー。リベロのフランツ・ベッケンバウアーのパートナーとして知られ、激しい守備やシンプルな弾き返しで相棒の攻撃参加を支えた。
バイエルンでキャリアのすべてを過ごし、ブンデスリーガを6回制覇。ヨーロッパカップの3連覇にも貢献しており、その最後となった1974年の決勝戦では同点ゴールも決めている。
32歳という若さで現役を引退したあとは叔母が経営していた文具店を受け継ぎ、2008年まで経営していた。バイエルンの文具サプライヤーも務めていたという。