先日シュトゥットガルトからバイエルン・ミュンヘンへと移籍することになった伊藤洋輝。日本代表でも主力を担っているディフェンダーが、ドイツ最高峰のクラブへと加入する運びとなった。

今回は「バイエルン・ミュンヘンが獲得した歴代最高額のディフェンダー」のTOP10をご紹介する。

10位:ニクラス・ジューレ

加入元:ホッフェンハイム

加入シーズン:2017-18

移籍金:2000万ユーロ(およそ33.85億円)

現在ボルシア・ドルトムントに所属しているニクラス・ジューレ。21歳でホッフェンハイムからバイエルンに加入したときには2000万ユーロの移籍金が拠出された。

バイエルンでは5シーズンに渡ってプレーし、公式戦171試合で8ゴールという記録を残している。そして2022年夏にフリーエージェントで退団した。

9位:伊藤洋輝

加入元:シュトゥットガルト

加入シーズン:2024-25

移籍金:2300万ユーロ(およそ38.93億円)

9位に入ったのが今回加入した伊藤洋輝。事前の報道ではシュトゥットガルトの契約解除条項に設定された3000万ユーロになったと言われていたが、『Kicker』は加入の後に「2300万ユーロ+ボーナス最大500万ユーロ」だと伝えている。

シュトゥットガルトを今季ブンデスリーガ2位に導く活躍を見せ、センターバックと左サイドバックをこなし、3バックにも対応できるという能力が高く評価されている。

8位:メフディ・ベナティア

加入元:ローマ

加入シーズン:2014-15

移籍金:2800万ユーロ(およそ47.39億円)

現在はマルセイユでスポーツディレクターを務めている元モロッコ代表のセンターバック。ローマで活躍を見せたあと、2014年にバイエルンへと加入した。

ドイツではそれほどうまく行かず、2年後にユヴェントスへ期限付き移籍してからも復活に至らなかったが、バイエルン加入当時は「ゲームも作れる大型センターバック」として世界でも高く評価されていた。

7位:サシャ・ブイ

加入元:ガラタサライ

加入シーズン:2023-24

移籍金:3000万ユーロ(およそ50.78億円)

レンヌの下部組織からトップに昇格し、若くしてガラタサライへと移籍したフランス人サイドバック。トルコでの実績が評価され、今年1月に23歳でバイエルンへと加入した。

ただ2月の段階でハムストリングの負傷で離脱し、さらに筋断裂の怪我を重ねたことでプレーの機会を得られず、まだ2試合の出場にとどまっている。