今季限りでイタリア・セリエAのラツィオを退団することになった鎌田大地。夏のマーケットではイングランド・プレミアリーグのクリスタル・パレスに移籍するのではないかと伝えられている。

クリスタル・パレスはイングランドにおいてこれまでアジア人の選手を多く受け入れてきたクラブの一つだ。今回は(オーストラリアを除いて)そこでプレーした3人の東アジア人選手を取り上げてみよう。

ちなみにオーストラリアはクリスタル・パレスで12名もの選手がプレーしており、他にもアフガニスタン代表のニール・フシンがU-21チームに所属していたことがある。

イ・チョンヨン

国籍:韓国

クリスタル・パレス在籍:2015~2018

韓国代表で長くプレーしたウインガーのイ・チョンヨン。2009年から所属したボルトン・ワンダラーズでは主力として見事な活躍を見せたものの、2011年に足を骨折してからは調子を落としてしまった。

2015年2月にクリスタル・パレスへと移籍したあとは度重なる怪我の影響もあって継続的に出場することができず、2018年には退団。労働許可証の問題もあって再契約できず、2018年にドイツ2部のボーフムへと移籍している。

なお35歳になった現在も蔚山HDで現役を続けており、怪我で逃した時期を取り返すようにプレーしている。