アレクシス・サンチェス

うまく行かなかった移籍先:マンチェスター・ユナイテッド

アレクシス・サンチェスをただの失敗として片付けるのは簡単だ。アーセナルにとっては例外的なスター選手であったし、機嫌を損ねてしまった彼が価値を失う前にマンチェスター・ユナイテッドへと送り出すことには合理性もあった。

ただ、アレクシス・サンチェスはマンチェスター・ユナイテッドに加入した最初の日から違和感を覚えていたという。後にインスタライブで明かされたところによれば、「最初のトレーニングからいろいろなことに気付いた。そして代理人には『契約を解除してアーセナルに戻れないか?』と聞いた」という。

マンチェスター・ユナイテッドにもかなり気に入らないところがあったものの、すでに巨額の契約が結ばれていたことからどうにもならなかったそう。

マリオ・バロテッリ

うまく行かなかった移籍先:リヴァプール

マリオ・バロテッリ本人も認めている「最悪の間違い」がリヴァプールへの移籍だった。ミランで活躍を見せていた彼は、バルセロナへ移籍したルイス・スアレスの後釜としてアンフィールドに迎え入れられた。

ただバロテッリはイングランドで出会ったブレンダン・ロジャーズ監督とユルゲン・クロップ監督に全くハマらなかった。「俺はロジャーズとクロップという二人の監督とプレーしたが、彼らは人間としていい印象ではなかった。仲良くなれなかった」という。

有名なエピソードとしてバロテッリも「コーナーキックのディフェンスに入ることを拒否した」と言われており、とにかくリヴァプールでは意見の相違が多かったようで、バロテッリ自身も全くプレー面はいいところがなかった。