サッカーにおけるクラブ間の移籍は、選手にとって非常に大きな意味を持つ。ときにはそれが価値を急激に高め、わずか1年でスーパースターとして台頭することも。

ただその一方で、あまりうまく行かなそうなところに飛び込んでしまったことでキャリアの足踏みになった選手たちも…。

ジョーダン・ヘンダーソン

うまく行かなかった移籍先:アル・イティファク

リヴァプールで長年キャプテンを務めてきたジョーダン・ヘンダーソンは、LGBTQ+(性的マイノリティー)コミュニティに同調を表明していたアイコンであったが、サウジアラビアへ移籍したことでその評判に傷がついてしまった。

ヘンダーソン自身は『Athletic』のインタビューで「僕は新しいことに挑戦して、大好きなサッカーを他の国で成長させたかった。このスポーツを世界中に広めたいと思った。それが僕を本当にやる気にさせた」と語っていたが、かつての仲間からの批判はかなりこたえていたという。

またサウジアラビアの気候にも馴染めなかったとのことで、わずか半年でアヤックスへと移籍することになった。