『DAZN』で毎週木曜日に更新されている「内田篤人のFOOTBALL TIME」。
今回はサッカー解説者の林陵平をゲストに招き、現在行われているAFCアジアカップ・カタール2023の特集を行った。日本代表がラウンド16で対戦すると予想された韓国、ヨルダン、そしてベスト8で当たる可能性があるイランを分析した。
そして内田篤人はその中で久保建英のディフェンスについて「うまい」と評価した一方、もしウイングの守備がダメに見えるときはサイドバックの責任も大きいと話していた。
内田「久保くんって守備上手いよね。背中で相手を消せるというか、立つところというか。『僕はここから追うのであとはよろしく』と、立ち位置や身体の向き、詰め方で後ろがわかりやすい。それをどれだけコミュニケーションができるか。
守備のときの『サイドバックの声』は大事。全部見えているから。ウイングがあんまり守備上手くないなと思うときは、半分サイドバックが悪いと思う。
立ち方や身体の向き、予測が全部見えてます。それを言わないのなら、後々サイドバックに負担がかかってくる。
俺は、守備のときはウイングに言ってました。俺と相手のサイドバックの間に立つのではなく、相手のセンターバックとサイドバックの間に立ってくれと。そうしたら、ボールが出てきたら俺が出ていけばいいから。
今回もちょっとサイドバックの守備が言われていると思いますけど、その前段階の動かし方にも問題があるんだろうなと思います」
今回のアジアカップでは日本代表の守備の問題が指摘されることが多くなっているが、前線からの守備を構築する上ではサイドバックからの指示や指摘がとても重要であるそうだ。