――今シーズン、一番印象に残っている試合は脇坂選手の中でどの試合でしょう?
パッと今思い浮かんだのは、ホームの湘南ベルマーレ戦です(※9月26日に行われたJ1第30節)。後半アディショナルタイムに知念(慶)くんがゴールを決めて勝利した試合ですが、「等々力は何かが起こる」と改めて思わせてくれました。
5連戦のちょうど真ん中で、引き分けてしまうのか、それとも“等々力劇場”で勝つのかでは相当違ったと思います。あの試合からまたスパートをかけることができました。
たくさん大事なゲームはありましたが、パッと浮かんだのはあの湘南戦でした。
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知念の執念🔥
最後にドラマは待っていた🎞
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ヒーローは #知念慶 は足をつりながらも
チームに勝ち点3をもたらす決勝ヘッド💪
🏆明治安田J1第30節
🆚川崎F×湘南
📺#DAZN 見逃し配信#2021のヒーローになれ#EverydayJリーグ @frontale_staff pic.twitter.com/0RaUWArniM
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) September 26, 2021
――劇的ゴールが決まったあと、知念選手のつった足を伸ばしていた脇坂選手も足がつるというシーンでも話題になりました。
あれは結構笑われるんですけど(笑)、僕は喜びつつも、知念くんの足を伸ばすのが先かなと思い伸ばしていたら、それ以上に喜んでいるジェジエウ選手とマルシーニョ選手が乗っかってきたんです。
それに耐えていたら、自分も足をつってしまって…不可避でした(笑)。
――たしかに、引きで見るとジェジエウ選手とマルシーニョ選手が横で抱き合って喜んでいたりしていました(笑)。
僕は足を伸ばしているのに乗っかられて、耐えなくてはならず。しかも、相当重いんですよ(笑)。必要以上にパワーを使ってしまい、自分もつっちゃいました。
――脇坂選手のプレーを今シーズン見てきて、最近はより遠くを見てプレーをしている印象を受けます。ご自身の中で意識していることなどありますか?
取り組んでいるものとして、今年の夏すぎから目のトレーニングを本格的に始めました。そういったところもより遠くを見られるようになった一つの要因だと思います。
遠くを見ないと近くも見られないですし、逆に近くだけを見ても遠くは見えません。
自分自身余裕が出てきているところもあるので、特にシーズン終盤は遠くからプレーの選択肢を選べている実感がありますし、手ごたえもあります。