サイード・ベラヒーノ
クラブ:WBA
シーズン:2014-15
得点:14ゴール
ブルンジで生まれ、父親を内戦で亡くしたという経験を持つベラヒーノ。戦争を逃れて10歳でイギリスへと渡り、一時は施設で生活していたという。厳しい生い立ちを抱えていたが、サッカーやバスケットボール、そして陸上でも才能を見せた優秀なアスリートだった。
WBAでトップチームに昇格したあと、ノーザンプトンやブレントフォードへのローン移籍で評価を高め、2013年に復帰。2014-15シーズンには14ゴールを奪取し、その能力を証明してみせた。
ところが、次年度はトッテナムへの移籍希望が認められず、それをきっかけにペースを崩してしまった。体調管理に苦しみ、ストークに移籍したあとの2017年には薬物の陽性反応を示したり、遅刻の連続や怠惰な態度も問題に…。