サッカーには多くの、多くのルールがある。本当に本当に多くのね。
そして、僕はそのルールが心地よくない。自由が好きなのさ。
僕は自分のキャリアを誇りに思っている。そして、サッカーには多くの借りがある。
しかしサッカーでは本物ではない人生を生きなければいけないんだ。
値段がつく。価値がつく。そのほうが狂っていないかい?
もし自分が良ければ、5000万ユーロ(およそ64.7億円)の価値がある。もし自分が良くなければ、何の価値もないものさ。
皆にとって重要なのは、ダニ・オスバルドじゃない。ダニ・オスバルドという名前のサッカー選手だけだ。
それが好きじゃなかった。僕は敏感な人間だから、疲れてしまったんだ。そして、僕はミュージシャンとしての人生を過ごすことに決めた。
サッカーを離れ、もう重たい気持ちを抱えることもない。自由でリラックスしている。本当に幸せだ」
「サッカー選手はウソの人生さ…」もうロックンローラーすぎる元イタリア代表FW
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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