4位 FWケヴィン・キーガン(1982年8月28日vsQPR)

リヴァプールとハンブルガーSVで活躍し、2度のバロンドールを獲得した後、キーガンは精神的な帰還を果たした。プロとして最後の契約を、自信とスターの力を必要としていた苦しむニューカッスル(当時2部)に捧げたのだ。

QPRとのデビュー戦ではセント・ジェームズ・パークに4万人もの観客が駆けつけ、その効果がすぐさま発揮された(1か月後には9,419人にまで減ったらしいが)。キーガンはニューカッスルと契約するという決断を下した時点ですでに英雄となっていたが、QPR戦でゴールを決めてそれをより強固なものにした。ニューカッスルはこの年、2部で5位となった(キーガンは21得点)。

3位 GKティム・クルル(2006年11月2日vsパレルモ)

オランダのADOから獲得した際、弱冠17歳だったクルル。それから1年後、シェイ・ギヴンとスティーヴ・ハーパーの両GKが負傷したことにより、UEFAカップのパレルモ戦で急遽起用されることになった。

そこで、まだ10代だったクルルは2つの驚異的なセーブを見せてクリーンシートに貢献し、専門家たちからの評価を勝ち取った(1-0で勝利)。

そのシュートストップ力は誰の目から見ても確かなものであり、ニューカッスルが掘り出し物を見つけたことが明らかになった。