日本代表のワールドカップ初戦までいよいよカウントダウンが始まった。
初戦の相手はご存知の通り、南米の雄コロンビア。
前回大会では日本を一蹴してベスト8まで到達。大会中にスターの仲間入りを果たしたハメス・ロドリゲスが大会得点王になったことも記憶に新しいだろう。
あれから4年が経過…。
ハメスは紆余曲折を経ながら成長し、前回は怪我で不参加となったラダメル・ファルカオも今回は準備万端。
ダビンソン・サンチェス、ジェリー・ミナのように若くして欧州トップクラブで活躍するタレントも台頭してきた。
我々の前に今回も彼らが立ち塞がることは間違いないだろう。
しかし、日本が前進するためには乗り越えなくてはならない。
過去5大会において、グループリーグ初戦を落としたチームが決勝トーナメントに進出した確率はわずかに約12%ほど。わずか7例(チーム)しか存在しないことは有名な話だ。
無論、2002年大会で3位に躍進したトルコ、2010年に初優勝を飾ったスペインのように、この「悪しきジンクス」を跳ね返したケースはある。
とは言え、「初戦における重要度」は明白であり、日本にとっては「コロンビア攻略」がグループリーグ敗退の鍵となることは言うまでもない。
果たして攻略法は存在するのだろうか…。
その疑問をQolyで記事を寄稿するカレン氏に率直にぶつけてみた。
内容が多岐に及んだため長編になってしまったが、コロンビアの知識が全くない方でも楽しめる解説をお願いしたので、観戦前の「予備知識」として最後まで読んで頂けると幸いだ。