フランス代表ディディエ・デシャン監督、シュナイデルランの招集を拒否する

サウサンプトンで活躍したモルガン・シュナイデルランはフランス代表で不可欠な存在となり、ディディエ・デシャンによってフランス代表に選出された。

しかし、デシャン監督は選手発表の記者会見でうんざりしてしまったようだ。あまりにも困難な発音、噛んだ時に起こる笑いに。そして論理的な選択をした。「もうシュナイデルランは招集しない」。

主将のウーゴ・ロリスはTF1のインタビューで以下のように話した。

ウーゴ・ロリス

「ジャーナリストの嘲笑はデシャン監督を傷つけている。彼は僕に言ったんだ。

『もうシュナイデルランの名前を読むことに疲れてしまった』と。

解決方法は二つだ。もう彼を呼ばない選択肢もあった。しかし、彼はシュナイデルランを『ピエール・デュポン』と呼ぶことにした」

なお、シュナイデルランはこの提案を受け入れ、招集されるためなら名前を変えても良いと答えたという。

モルガン・シュナイデルラン

「分かっているだろう?僕はサッカー選手だし、監督の声に耳を傾けなければならない。前でプレーしろと言われれば、FWもやる。

デシャンは名前を『ピエール・デュポンにしてくれ』と言った。3ポイントを獲るためなら、デュポンであろうが、パスカル・デュランであろうが構わない」