土曜日に行われたアダナスポル対ベシクタシュの試合は大きな話題になった。
結果は1-2と後者の勝利に終わっており、ベシクタシュが勝ち点3を奪取。イスタンブールBBを抜いてリーグ首位に立った(試合数が違うため一時的にではあるが)。
しかし、この90分で話題を集めたのは「石」だった。
コーナーキックを蹴るためにスタンドへ近づいたポルトガル代表FWリカルド・クアレズマに対し、アダナスポルのサポーターからは様々なものが投げ込まれた。ライターなどだけではなく、その中にはかなり危険な石も含まれていた。
そして、これに対してクアレズマは自分の『Instagram』でこの石が投げ込まれた際の写真を掲載して抗議するとともに、熱いメッセージを残した。
Podem mandar pedras que eu vou continuar a jogar e a lutar pelo meu clube Besiktas 💪💪💪💪💪🙏🙏🙏👊🏼👊🏼👊🏼
Ricardo Quaresmaさん(@ricardoquaresmaoficial)が投稿した写真 -
「彼らは石を投げることが出来る。しかし、僕はプレーし、戦い続ける。自分のクラブ、ベシクタシュのために」
近年サポーターからのものの投げ込みによって選手らが怪我をするケースは再び頻繁に見られるようになっており、昨年はカメルーン人FWアルベール・エボセが死去するという事故も発生した。
安全と言われるイングランドでもクリス・ブラントが味方のサポーターから投げられたコインで怪我をするなど、サッカー界において継続的な問題となっている。
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