20日に行われたFAカップ、レディング対WBAの試合において発生した事件が大きな問題になっている。
2部のレディングを相手に3-1で敗れてしまったWBAのMFクリス・ブラントが試合後に観客席に近づいていった際、スタンドから投げ込まれたコインが顔を直撃したのである。
これによってクリス・ブラントは目からわずか数センチという場所に裂傷を負うことになり、またプレミアリーグの観戦スタイルに影響を与えるようなトラブルになってしまった。
WBAで長くプレーしているブラントは試合後『Irish Independent』の取材に対して以下のように話し、このようなことは承諾しがたいと語った。
クリス・ブラント
「僕はまだ50ペンスを持っているよ。
最前列に少女がいるのを見て、僕はユニフォームを渡そうと思ったんだ。
明らかに最前列のいくらかの人々は怒っていた。それは当然のことだ。良いプレーが出来なかったし、望んでいた結果も得られなかったからね。
しかし、明らかにこれは言い訳が出来ないものだし、サッカーにあってはならないものだ。
もちろん、この責任を背負わなければならないというのは正論であるが、我々のファンからコインを投げつけられるというのは絶対に納得できない。
それを投げたのは誰なのか、それは分かっている。今週中に全て分かるだろう。
そして、次の土曜日に彼が僕の元に来て話したいというのなら、それは問題ない。彼が望むのなら、どこででも会おう。
僕はここで長い時間を過ごしてきた。ここでの時間を楽しんできた。しかし、我々のファンを恥じたというのは初めての経験だ。
数人かのグループは、他の4000人の人々を汚したんだ。このアウェイへの遠征に高いお金を払ってくれた彼らをね」