フアン・セバスティアン・ベロン
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— Plano Deportivo (@PlanoDeportivo) 2016年7月17日
アルゼンチン代表として2度ワールドカップに出場した同国サッカー界のレジェンド、ベロン。
彼は往年の名選手だったフアン・ラモン・ベロンの息子で、父親の古巣エストゥディアンテスで1993年にデビューし、その後ラツィオ、マンチェスター・ユナイテッド、インテルなど欧州の名門で活躍。スキンヘッドに髭面の風貌からは想像もつかないほど洗練されたテクニック、卓越した戦術眼を持ち、父親の愛称が“魔法使い”だったことから“小さな魔法使い”と呼ばれた。
晩年、愛するエストゥディアンテスを南米王者に導いた後、一度の引退と復帰を挟んで2014年5月に現役引退。同年10月以来、同クラブの会長を務めている。
先月、チャリティーマッチでディエゴ・マラドーナと口論になったことが話題となったが、どんな大物相手にも臆さない胆力と確固たる信念を持っており、選手時代同様、強いリーダーシップでクラブを牽引している。
また、今月初めには現役復帰へ向けてトレーニングをし始めたことが報道された。「会長兼選手」という前代未聞?な事例となるだろうか。