MF ジャーメイン・ジーナス/元イングランド代表/33歳/457試合出場

かつては無尽蔵のスタミナを誇るエレガントなMFだったジーナスは、32歳にして引退を決断。長年苛まれてきたヒザの故障のため、2014年夏にQPRを退団して以降は無所属となっていた。

2002-03シーズンは『PFA Young Player of the Year』に選ばれたほか、トッテナムではリーグカップ優勝にも貢献。現在はコメンテイターとしての地位を自ら開拓し、いい仕事をみせている。

MF フアン・カルロス・バレロン/元スペイン代表/40歳/770試合出場

今季は敵地を訪れる度に相手チームのファンたちから拍手を送られたバレロン。スペインサッカー界で最も尊敬される選手のひとりとも言える。

崇高で天才的なプレーメイカーだった彼は、“スーペルデポル”時代が最もよく知られている。リアソールで13年を過ごした後、故郷であるラス・パルマスへ復帰し、1部への昇格にも貢献を果たした。その素晴らしいキャリアの最高の終わり方になった。

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