12位 サム・アラダイス(サンダーランド)
イングランドサッカーの代名詞といえばロングボール戦術だ。現代における代名詞的存在がアラダイスであり、ボルトン時代の戦いっぷりを覚えているファンも多いことだろう。
批判されることも多いが、自分の型に持っていく腕前は天下一品。毎シーズン残留に苦しむサンダーランドを今年もきっちり17位で残留させる事に成功している。
11位 スラヴェン・ビリッチ(ウェストハム)
現役時代はクロアチア代表としてプレーし、引退後は代表監督も務めたビリッチ。ロコモティフ・モスクワ、ベシクタシュで指揮官を努めて辿り着いたのがウェストハムであった。
昨シーズンのウェストハムといえば、やはりディミトリ・パイェットのブレイクだろう。彼の活躍によりウェストハムは常に上位をキープすることに成功している。
新シーズンからはオリンピック・スタジアムが本拠地となり、観客増が期待されるウェストハム。クラブも新スタジアム初年度を好成績で終えるべく、大物ストライカーたちに接触中だ。
共同オーナーのデイヴィッド・ゴールドの鼻息も荒く、ビリッチが与えられる戦力をどのように活かすかに注目が集まっている。
10位 ウナイ・エメリ(エヴァートン、交渉中)
シーズン終了前にロベルト・マルティネスを解任したエヴァートン。現在交渉中といわれているのが、セビージャをヨーロッパリーグ4連覇に導いたウナイ・エメリだ。
気になるのはエメリが国外で指揮したのは2012年のスパルタク・モスクワだけであり、失敗に終わっているということ。
リーガ出身者がプレミアリーグで指揮官になるのはトレンドではなるが、エメリは“汚名返上”の機会を選ぶのだろうか。