まずはセンターバックのランキングからご紹介しよう。
評価項目別重要度は、厳しさ(4)、リカバリー(4)、配球(4)、持ち運び(0)、チャンス創出(0)、シュート(0)。守備的な項目がマックスの4、攻撃的項目は評価不要というわかりやすさだ。
2015-16 センターバックベスト10
1位 マッツ・フメルス(ドルトムント)5大リーグ No.1
2位 チアゴ・シウヴァ(PSG)リーグ・アン No.1
3位 ニコラス・オタメンディ(マンチェスター・シティ)プレミアリーグ No.1
4位 ダヴィド・アラバ(バイエルン)
5位 ファクンド・ロンカグリア(フィオレンティーナ)セリエA No.1
6位 ディエゴ・ゴディン(アトレティコ・マドリー)リーガ・エスパニョーラ No.1
7位 カリドゥ・クリバリ(ナポリ)
8位 ダヴィド・ルイス(PSG)
9位 サミュエル・ウンティティ(リヨン)
10位 ママドゥ・サコ(リヴァプール)
首位はドルトムント退団の決まったフメルス、そして2位はPSG4連覇に大きく貢献したチアゴ・シウヴァだ。
センターバックの評価はそれほど時代に左右されるというわけではなく、まず守備面で鉄壁であることが求められる。そう考えると彼らが現時点での世界最高のセンターバックコンビと考えても良さそうだ。
“守備の国”であるイタリアからはフィオレンティーナのロンカグリアとナポリのクリバリ。優勝したユヴェントスは失点20という驚異的な数字をあげているが、ランクインは無かった。また、レスター・シティを支えたロベルト・フートとウェス・モーガンもランクインできなかった。
リヨンの若き湯某株であるウンティティや、ドーピング検査に引っかかったサコなどもランクインしている。