2014年夏にスイス2部ル・モンへ。当初は1部リーグ移籍のためのとか昇格の狙える2部のチームへの移籍願望を口にしていたが結局ここでも正GKを掴み切れず昨年夏からは無所属の期間を過ごしていた。
今年冬の移籍市場ではスイス2部のFCウィルへ加入する噂も流れたが実現せず。トライアルを経て長野入りとなった。
気になるレオーニの実力は?
尊敬する選手はイタリア代表GKジャンルイージ・ブッフォン。本人もイタリア系で、両親がフランスの歌手・俳優ジョニー・アリディのファンであったことからジョニーと名付けられたという。セリエAではユヴェントスが好きだが、夢のクラブはバルセロナだと答えている。
189cmと身長はある方だが俊敏で反射神経を武器にしたビッグセーブで沸かせるタイプ。反面、キャッチではなくパンチで逃げるシーンが多い。その身長ほどの「どっしりと構えた」タイプではなく、派手なアクションを見せていくタイプと言えるだろう。
そのセービングスタイルは外見にも表れている。髪型はトレードマークの角刈りで、半ズボンをはくことが多い。長ズボン着用時もソックスをジャージーにinするかつてのプロ野球2軍で多く見られた着こなし方をすることもある。
FCチューリッヒのロッカールームでは、英語、ドイツ語、フランス語が飛び交っていたというが、3か国語が飛び交うクラブチームで守護神を務めた男も国外では苦しい時間を過ごした。その結果、キャリアは下降線を描いてしまった。
問題は、満足な試合出場がなく、無所属期間が長い中でのコンディション面だろうか。特に身体能力頼りのセービングをしている場合、ゴールキーパーと言えど30歳を越えて急に落ちてくるケースがある。