Jリーグは2日に10月の月間MVP候補を発表し、J2からはジェイ・ボスロイド(ジュビロ磐田)、ウェリントン、中村航輔(アビスパ福岡)と、自動昇格を争う2チームから3人が選出された。
なかでも20歳の中村航輔は9月のMVPに輝いており、2か月連続でのノミネートとなる。福岡の快進撃を最後方から牽引し今や風格すら漂う中村だが、実質的なプロデビューは4月29日の磐田戦でのこと(昨年J3のU-22で3試合に出場している)。
その後は小さな怪我などで出場機会がなく、今のように起用され始めたのはわずか約3か月半前に行われた7月18日大宮アルディージャ戦からなのだ。以降チームは急上昇し、中村も完全にレギュラーの座を獲得した。
そんな中村の「ファインセーブ集」が早くもYoutubeにアップされた。実質プロデビューから約半年、出場数にして17試合にしか過ぎないのだが、そこには数々のビッグセーブでチームを救う中村の姿がある。
一部ではその体格や反射神経から「川口能活の再来」とする声もあるが、この動画からはピンチを未然に防ぐポジショニング、ぎりぎりまでボールから目を離さず、しぶとくシュートを弾きだす別の一面も見えてくるぞ。必見だ。