『Football Live』は「ナイジェリアの下院議員の委員会は、サッカー協会会長のアマジュ・ピニック氏に退任要求を行っている」と報じた。

現在行われている2017年アフリカネイションズカップ予選。前回大会で本大会出場を逃していたナイジェリアは、29日に行われたエジプト戦で1-0と敗北し、1試合を残してまた予選敗退が決まった。


スティーヴン・ケシ監督の下で2013年アフリカネイションズカップを制覇し、コンフェデレーションズカップ、そしてワールドカップにも出場したナイジェリア。

しかし、その後連盟の内部でゴタゴタが相次ぎ、スティーヴン・ケシ監督の契約も宙に浮き、チームの調子も落ち、2015年アフリカネイションズカップへの出場を逃した。

そして連盟との折り合いが悪くなったスティーヴン・ケシ監督を昨年解任し、サンデー・オリセー氏を新たな指揮官として迎えたものの、結局同じように給与やサポートの問題で揉めて先日辞任が発表された。

急遽U-23の監督を務めていたサムソン・シアシアを昇格させて今月のエジプト戦に臨んだが、2試合で1分け1敗。結果を残せず予選敗退が決まっている。

ナイジェリア下院議員のアバス・ブライマー氏は、この責任を取ってアマジュ・ピニック連盟会長が辞任すべきであるという要求が委員会で決定されたと明かしている。

ただ、アマジュ・ピニック会長はメディアの取材に対して辞任はしないことを明言しており、今後も連盟を率いていく意思を明確にしている。

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