『Africanfootball』は「ナイジェリアサッカー連盟(NFF)は、次の代表監督に対しては月5万ドル(およそ568.8万円)の給与を支払う方針を立てている」と報じた。

先日サンデー・オリセー代表監督が契約違反を理由に辞任を発表したあと、給与の支払いを巡って法的闘争にまで持ち込まれているナイジェリア。

オリセー氏は、約束された給与が何ヶ月も支払われず、ナイジェリアでの滞在費も出ず、病気の治療費も出ず、視察の予算も下りなかったと訴えている一方で、連盟側は「給与は支払った」と主張している状態だ。

現在はU-23を率いていたサムソン・シアシアがフル代表を暫定的に指揮しているが、ナイジェリアは新たに外国人監督を雇おうと画策中。

その候補はウガンダ代表監督のミルティン・スレドイェヴィッチ氏、そして前オマーン監督のポール・ル・グエン氏、そしてデルタ州サッカー協会会長のジェイ=ジェイ=オコチャ氏らではないかといわれている。

そして、連盟は新しい監督に対してスティーヴン・ケシ元監督、サンデー・オリセー前監督の倍に当たる月5万ドルの給与を支払うという方針を立てているとのこと。

とはいえ、これまでの状況から深刻な経営難に陥っているといわれ、スティーヴン・ケシ氏、そしてサンデー・オリセー氏も給与の未払いを訴えて退任しており、メディアではそれを支払うことが出来るのかどうかが懸念されているようだ。

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